ピアノを売るか迷っている方へ!実際にピアノを売った私の気持ち

ピアノ 売った 後悔

 

 

ピアノを売りたい気持ちがあるけれど、売るかどうしようか迷っている方って、多いのではないでしょうか?

 

 

 

両親、もしくは、おじいちゃんやおばあちゃんから買ってもらった大切なピアノの場合、なおさら迷うのではありませんか?

 

 

 

 

売ったら後悔するかも知れない。

買ってくれた人に申し訳ない。

 

そんな気持ちが沸いてくるものです。

 

 

 

 

わたしは、34年間持ち続けたピアノを売りました。

ピアノを売却してちょうど2年が経ちます。

 

ピアノを売ると決めるまでの自分の気持ち、

また、売ったあとの気持ち、

素直にここに綴ります。

 

 

 

 

思い入れがある大切なピアノを売ったあと、わたしは後悔したのか、今の気持ちを素直に綴りますので、迷っている方、悩んでいる方の参考になれば幸いです

 

ピアノを売りたい、処分したいと思うようになる

ピアノ 売りたい 教則本

 

 

わたしは4歳からピアノを始め、ピアノ講師として働き、その後、保育士に転職をしました。

ピアノとともに成長し、大人になった気がします。

 

しかし、結婚をして保育士も辞め、母となり、わたしはピアノを弾かなくなりました。

 

 

何年間も弾いていなかったピアノですが、娘が小学4年生からピアノを習い始め、わたしのピアノは娘が使うようになりました。

 

しかし、中学生になり部活や勉強が忙しく、ピアノを辞めてしまいました。

 

 

 

 

こうして、わたしのピアノは、また誰も弾かなくなってしまいました。

 

アップライトピアノですが、10畳ほどのリビングではそれなりに場所を取ります。

 

「正直、邪魔だな~」と思うようになりました

 

 

 

しかしこのときは、買ってもらったという親への感謝があり、売却か処分したいという気持ちもあったけれど、申し訳ないという思の方が強く、売るという選択肢は選べませんでした。

 

 

 

 

ピアノが邪魔だということに変わりはないため、家族みんなで、あの大きく重たいピアノを、物置のようになっている和室へ移動させました。

 

今でも移動したときにできたピアノのタイヤ跡が、リビングに残っています。

 

ピアノを移動させ、広くなったリビングは快適でした。

 

和室へ移動したピアノは、もちろん、誰も弾きません。

ピアノの上には荷物が置かれ、ピアノとしての価値はもうありません。

 

 

 

それでも、ピアノを処分することはできない、親に申し訳ないと思い、弾かなくなったピアノを持ち続けました。

 

 

ピアノを弾くことよりも楽しい時間が増えた

 

 

 

どうして、毎日欠かさず練習をしていたピアノを、弾かなくなったのかと深く考えると、

ピアノを弾くことよりも楽しい時間が増えからです。

 

 

 

 

子育ては大変ですが、幸せな時間でした。

子どものお昼寝時間に、わたしは編み物などハンドメイドに時間を使うようになりました。

唯一の自分時間です!

せっかく寝ている子どもを起こしたら台無しですからね~

ピアノなんて絶対に弾けませんよね(笑)

 

静かにできる趣味を見つけたのです。

 

 

 

 

月日とともに子どもが大きくなり、わたしは主人の家業を手伝うようになりました。

 

ピアノ講師や保育士とはまるで違い、建設関係の仕事です。雨の日、カッパを着て外現場にも出ます。

しかしこの仕事で、私はやりがいと楽しさ、達成感を味わい、昔の仲間から保育士の仕事に復帰するよう何度も誘われたけれど、すべて断りました。

 

 

わたしは、ピアノを弾くことよりも楽しい時間をたくさん持ったことに気づきました。

 

 

 

この先、ピアノを弾くことは無いと思い、ピアノを売ることを少しずつ考え始めるようになったのです。

 

 

ピアノを売ると決めた理由

 

 

ピアノを売るにはどうしたらいいか、たくさん調べました。

 

 

 

悩んだり、迷ったりしながら、本当に売れるのか確かめてみようと思い、無料一括査定サイト「引っ越し侍」で買い取り金額の見積もりをもらいました。

 

 

 

一番高値の買取金額は15万を超えており、ビックリしたのです。

 

 

 

まだまだわたしのピアノに価値があることがわかり、「売ろうかな」と強く思い始めました

 

 

 

 

わたしが「ピアノを買い取ってもらう」と思った決め手は、日本や海外などの学校や地域で、ピアノが足りていないと買い取り業者さんが話しをしてくれたことです。

 

私のピアノはまだまだ使えるので、待っている子供たちに使ってもらいたいと言われました。

 

 

そのとき、ピアノの人生があるのならば、我が家で、もう誰にも弾いてもらえないピアノ人生よりも、誰かに弾いてもらえるピアノ人生のほうが、良いのではないかと思いました

 

 

 

 

また、こんな風にも思いました。

 

わたしのピアノに15万円も支払う買い取り業者が、ピアノを処分したり、廃棄することはない!と確信したのです。

間違いなく、次に使ってもらえるのだと、安心しました。

 

 

 

 

次の使い道があるということで、私は、親やピアノに申し訳ないという気持ちよりも、誰も弾かないピアノ人生を我が家で送るほうがピアノに申し訳ないと思うようになりました

 

ピアのは弾かれて、使われてこそ、価値があると思ったのです。

ここで、「売りたい」ではなく「売る」と決めました。

 

 

 

ピアノを売却したあとの気持ち

ピアノ 売却 後悔 気持ち

 

 

 

今、わたしはピアノを売却して4年が経ちました。

上の画像は、玄関からピアノが運ばれた時です。さすがにこの時は、少し寂しかったですね。

 

 

でも、

今までありがとう。これからは、違う人にたくさん弾いてもらってね

と、卒業式のような気持ちでした。

 

 

部屋に戻ると、広いスペースができた!とすごく感じ、物置のような和室だったのですが、ピアノを売却したあと、テレビやソファを置いてセカンドリビングにしました。

 

 

ピアノがあったときは、暗く、誰も行かない部屋でしたが、セカンドリビングとして使い始めたら、私も含め家族の誰かがこの部屋でくつろぐようになりました。

 

下の画像が、我が家のよみがえった和室です。

 

 

 

 

新しい生活スタイルにわくわくし嬉しかったです

 

 

 

 

 

 

後悔はなにもありません

むしろ、手放したことでスッキリしています。

 

今後、ピアノが必要になったら、また購入すればいい!とポジティブに考えています。

そのときは、新品ではなく、誰かが使わなくなってしまった中古のピアノを買ってもいいな~とさえ、思っています。

 

 

ピアノはレンタルできる

 

 

テレビ番組で、芸能人がピアノの腕を競うような番組がありますよね。

それを見ると、「あ~たまには弾きたいな~」と思うことがあります。

「弾きたい」と、チラっと思うのですが、結局ピアノが家にあるときでも、弾いたことはありません。

 

 

 

私は地方に住んでいますが、市が運営するピアノレンタル室があります。

小さな部屋ですと、3時間500円から借りることができます。

民間企業でも、レンタルルームがあり、2時間1200円から借りれます。

 

 

 

「いつでもピアノを弾きたいと思えば、弾けるんだ!」そう思うと、

ピアノを売却したけれど、私の生活で何も不便なことはありません。

 

 

まとめ

 

 

ずっと弾かなくなったピアノを持ち続けている方は、邪魔だな~処分したいな~と思っていても、長年の愛着やピアノを買ってくれた人への感謝の気持ちもあり、処分できないのではないでしょうか。

 

私も同じでした。

 

 

しかし、買い散り業者さんから、ピアノが不足し、海外も含めてピアノを待っている人が沢山いることを教えてもらいました。

 

 

 

私が弾かないのなら、ほかの人に弾いてもらうほうが、ピアノとしての価値を発揮できると思い、売却を決めました

 

 

「気持ち」とは人それぞれ違いますが、私はピアノを売却して後悔はありません。

スッキリした気持ちです。

新しい生活スタイルが始まりました。

 

 

ピアノを手放したあの日は、私たち家族にもピアノにも門出の日となり、よかったと思います

 

 

 

このページが、ピアノを売ることに、迷ったり、悩んだりしている方の参考になれば嬉しいです。

 

私は、下記の無料査定サイトを利用してピアノを売りました。

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